消防士から転職する!消防士を辞めたい理由4選

日々生活をしていると、不慮の事故や災害に巻き込まれる事もあります。
交通事故や地震などの自然災害もありますが、これからの時期に多くなってくるのが火事ではないでしょうか~
火事が発生した時にいち早く人命救助に駆けつけてくれるのが「消防士」です。

出動に合わせて毎日厳しいトレーニングや訓練を積んでいる消防士は、人命を守るとても誇らしい仕事だと思いますが、そんな消防士も「消防士を辞めて転職したい」と思っているも存在します。

そこで今回は「消防士を辞めたい理由」を4つご紹介します。
厳しい試験を乗り越えて消防士になったにもかかわらず、様々な理由で消防士を辞めて転職を考える方も多いようです。
是非最後までご覧ください。

消防士を辞めたい理由

まず紹介するのが「消防士を辞めたい理由」についてです。
24時間365日、不測の事態に備えている消防士は、体力的・精神的にもキツい仕事と言われています。
キツい仕事の割に給料が良くない話も聞きますし、また古い風習があり人間関係で悩む消防士も多いようです。
この記事を読んでいる消防士の方も思わず頷いてしまう理由を4つまとめてみました。

体力消耗による疲労

現役の消防士の方に、消防士をやっていて一番辛い事は何ですか~と聞いたところ、多くの消防士の方が体力的にきついと答えてくれました。

火事や災害現場などに出動すると、火事で焼けた家の瓦礫を片付けたり、大きな災害では大木や土砂を運び出すので、1回の出動でとても体力を使うそうです。

人命救助が第一目標のため体力的にキツいのは当然と思われがちですが、そうは言っても自分の体を毎日いじめ抜いて鍛えているので体力を消耗している事を痛感しています。
同時に、動きが鈍いと上司から大きな声で怒鳴られたりする事もあります。
また、訓練中にも少しでも気を抜くと上司の罵声が飛んできます。

そんな中で特にキツいと感じるのが夏場です。

何もしていなくても汗が噴き出す夏場に、水分の摂取も追いつかないぐらいの汗も掻きますし、実際に熱中症で倒れる消防士も何人かいます。

夏場以外にも、冬の寒い時には豪雪の中を重い機材を持って出動する事もありますし、住宅地だけではなく場合によっては山間部へ出動する事もあるので、何百メートル登山する事もあります。
24時間365日どこに出動してもいいように準備もしていますので、当然といえば当然ですが。

更に、病気や怪我をしてしまうと出動できないので、その間は現場から退く事になります。
勤務中の病気や怪我ならまだしも、プライベートで病気や怪我をしてしまうと、職場の中でとても気まずい思いをしますし、他に頑張っている消防士にとても申し訳ないと負い目に感じてしまいます。

もちろん出動できない時にもトレーニングを止める事はできないので、出動していない時はほぼ毎日体を鍛え上げています。
そういった事もあり体力的にかなりハードなので、人の命を助けたい・万が一の時に自分が役に立ちたいと強い意志を持ってはいますが、たまに「正直やる価値がないな」と感じてしまう事もあります。

薄給

続いては消防士の給料についてご紹介します。

警察官などと同じく、消防士は公務員として地域住民のために日々奮闘しています。

公務員なので急にリストラされたりなどという不安はありませんが、給料の基準が低いので先ほども申し上げた様に、体力的・精神面のキツさと比較すると正直割が合わないと感じる事があります。
また、民間企業で働く友達の方が多く給料をもらっている事実もあるので、そういう時は少しショックを受けます。

今の給料だと独身では生活に困る事はありませんが、結婚して子供が生まれると、正直奥さんにも働いてもらわないと生活が厳しいと感じてしまいます。

消防士は休みも比較的多いので、日頃の仕事のストレスからついついお金を多めに使ってしまいます。
独身の消防士は合コンによく行っていますし、家族がいる消防士は旅行にも行っています。
しかし、周りの人と休みがなかなか合わないので、一人で楽しめる事にお金を使ってしまい、貯金が減っていく事が寂しいです。

ここで具体的な消防士の給与をご紹介します。

via:https://jiseki-koumuin.com/firefighter-salary/

2018年4月現在では、消防士の平均給料月額はおおよそ30万円です(平均年齢38歳)。
一見、月額の給与が多い感じがしますが、先ほども申し上げたように仕事内容に比べると割が合わない感じがします。

「年齢別の平均給与月額(推計)」
18~19歳:156,704円
20~23歳:185,169円
24~27歳:201,041円
28~31歳:225,849円
32~35歳:256,760円
36~39歳:291,569円
40~43歳:327,006円
48~51歳:373,047円
52~55歳:338,262円
56~59歳:400,389円

これを見ると、年齢が上がっていく事の昇給の幅が小さいように見えないでしょうか?
特に子供が高校生や大学生になる年齢にこの給料だと、将来に不安を覚えてしまいます。
ただ、これはあくまでも平均なので、地域は役職によって金額は前後します。

これらの金額に合わせて、諸々の手当ても入ってきます。

消防士が受け取る手当としては、時間外勤務手当(残業代)が約25000円・地域手当(配属された地域によって異なる)が約2万円・夜勤手当や休日出勤手当の合計が約18000円になっています。

一般のサラリーマンと比べた場合、消防士という職業上休日出勤や夜勤手当が多い事が分かります。
そのため、時間外手当の金額は警察官や役所の職員に比べてそこまで多くないので、残業が発生しない場合は早く帰れます。

言い換えれば、残業代で稼ごうというのはなかなか難しいと思われます。

人間関係で悩む人は多い

続いてご紹介するのは人間関係です。

人間関係はどの職場でも問題になる場合がありますが、消防士の世界は古い習慣の縦社会です。
最近はあまり聞かなくなった縦社会という言葉ですが、学生時代に体育系の部活をやっていた方はお分かりだと思います。

上司や先輩の言う事は必ず聞かなければなりませんし、自分がAだと思っていても先輩がBだと言えばそう思わざるを得なくなります。
これに反発してしまうと上司や先輩から仕返しが来る事もありますし、最悪の場合パワハラやモラハラにつながってしまい精神的に痛めつけられて退職を余儀なくされてしまう場合もあります。

現在の40代後半から上はバブル世代を生きた年代ですので、このあたりの年代には特に注意が必要です。

仕事に関する事であれば、上司や先輩の言う事を聞く事も大事ですが、大半は仕事とは全く関係ない事を言ってくる場合も少なくありません。
例えば、お昼休みに「お弁当を買ってこい」や、自分が休みの日に「今から飲み会があるから今すぐ来い」と強要されたり、一般の会社ではすぐにパワハラと認定されてしまうレベルの事が頻繁に起こっています。

もちろん、その時に反発してしまうと自分に返ってくる場合があるので注意しましょう。