毎日残業3時間、4時間はブラック企業だろ!過労死する前に転職しよう!

先日、大学時代のサークル仲間数名で久しぶり飲んだ時の話です。なんだか疲れ顔の友人が一人。なんでも毎日毎日残業続きで、仕事が終わるのは基本的に21時以降との事です。

そんな彼からは「えっ、みんなそんなもんじゃないの?」という衝撃の一言…。彼が就職した会社では、新人のころから残業は当たり前だったそう。同期も先輩も、当然のように残業しているから、当然だと思っていたようです。

たしかにコンサルティング会社や、シンクタンク、証券会社など「とりあえずは猛烈に働いて、超がつくほどの高給取りを目指す!」といった業界もあります。そこでの話であればその残業時間も普通かもしれません。

けれど、彼が働く会社はそんな業界ではありません。そもそも毎日のように3時間も残業してますと、心身ともに健康を害してしまう危険性すら伴います。

もちろん、先ほど挙げたコンサルや証券会社などの特殊な業界、あるいは出世のかかった新人管理職クラスなど、今はとにかく頑張りたいという人もいるでしょう。彼ら・彼女らであれば連日3時間の残業もアリかもしれません。

それは多少のリスクを冒してでも、その先に「出世」や「高額な年棒」という成果を得られる可能性があるからです。

けれど、頑張りが高給に結びつくワケでもなく、出世に繋がる可能性も無いのに、毎日毎日残業3時間以上…というのであれば、話はまったく別物です。

というのも、なんの役もついていない平社員がその条件で働かされているというのは、ブラック企業にいいようにこき使われている可能性が大だからです。

その異常な残業に、せめて残業代が支払われていれば、まだ我慢のしようもありますが、ひょっとしてサービス残業だったら…。先の友人にはコワくて聞けなかったです…。

確かに繁忙期に残業3時間という事はどこの会社でもあり得ます。けれど慢性的に残業続きというのであれば、会社に何かしらの問題があるはずです。

例えば無理なノルマが課されていたり、単価の安い仕事を大量に請け負っていたり、人件費の無茶な削減をしていたり…。そういった歪が現場の残業となって表れているはずです。

そんな会社に居続けるという事は、身体を壊す可能性を常に秘めているという事です。

さらにコワいのが「あまりに疲れすぎると考える力を失ってしまう…」という事です。

本来であれば「転職してもっとまともな会社を探そう」と思えるところも、「自分の気合が足りないのかなぁ…」であったり、「みんな頑張ってるのに、自分だけ転職できないよなぁ…」であったり。

そして友人のように「これくらい普通だよね…」なんて間違った認識になってしまいます。ちょっと考えれば「おかしい」と思えるのに、それに気付く事すらなくなってしまいます。

そのまま働き続けていますと、最悪の場合には心身を壊して倒れてしまうなんて事も…。そうなってからでは手遅れです。

今回は「連日の残業3時間がどれほど危険な事なのか」から「それを改善するためのちょっとしたテクニック」までをご紹介してゆきます。

残業続きでヘトヘトでしょうが、ちょっとだけお付き合いください。

毎日残業3、4時間はむちゃである

多かれ少なかれ、多くの企業では残業が発生しています。例えば月末、年度末だけは必ず残業があるなんて会社もありますし、季節によって需要が大きく変動する商品を作っている場合、どうしても忙しい時期というのが生まれます。

社員口コミサイト大手であるVorkersの調査によると、年収300万円〜500万円クラスの平均残業時間は月45時間だそうです。このデータの詳細を見てみますと、月に80時間以上残業なんてムチャクチャな人もいるため、かなり多めに見積もられていうようです。

そういった分を差し引くと、おそらく平均的に1~2時間程度は残業しているという事になります

平均的に1~2時間の残業だから、毎日3時間もアリなのかな?という気もしてきますが、大違い。1日3時間以上の残業というのははっきり言ってむちゃなラインです。

というのも、毎日3時間の残業を20日続けた場合、月の残業時間は60時間を超えてきます。この月60時間というのがキーワードで、これを超えますと心身ともに健康を損なうリスクがグッと増えるといわれています。

実際に、月40時間の残業をこなしていた人の転職理由を見ていますと「プライベートを充実させたい」や「家族と過ごす時間を増やしたい」という意見が並びます。まあまっとうな意見ですよね。

一方で月60時間を超えていた人の転職理由を見ていると「身体を壊して働けなくなった」であったり「うつ病で退職した」といった意見が目立つようになってきます。

これを見てゾッとした人も少なくないのでは?月60時間というラインがいかに危険なものかお分かりいただけるかと思います。

もちろん「月60時間なんて平気」なんてタフな人達もいます。Vorkersの調査ではコンサルティング・シンクタンクの残業時間が最も長く、残業時間は80時間を超えるそうです。

それら業界には仕事に生きがいを感じている人が多くいます。ですから仕事でのストレスがたまりにくく、長時間の労働も平気でこなせるというワケです。

また労働時間に見合う給与を得ている・あるいは出世(とそれに伴う更なる高給)が見込めるというのもバリバリ働く原動力となっているはずです。

けれど、そんな働き方ができるのは世の中のごく一部、あくまでもレアなケースですから、比較してみても意味はありません。

また上司などで「俺の時代はもっと残業してた」なんていう人もいますが、それは時代が違うからです。彼らの時代には、働けば働くほど給与アップが保証され、出世だって目指せました。

今の世の中、残業を当たり前のようにして働いても、給与アップにつながるのかは不透明ですよね。仕事に関する価値観が異なる彼らの意見は参考にすらなりません。

定期的な収入を得るため、仕事は確かに大切です。けれど、収入はあくまでも生活をするための手段でしかありません。健康を害してまで働くのは本末転倒です。

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帰宅後、休日は寝るだけの生活

残業続きでツラいのが何もできないという事です。21時に仕事を終えて、会社からはドア to ドアで1時間だったとします(都内だと、通勤にもっと時間がかかる人が大半ですよね)。

帰り着く時間は早くても22時を回っています。ここから何かできるでしょうか?料理を作るのもおっくうで、夕食は駅前のコンビニで買ったお弁当です。

疲れた心と身体を癒してくれるのは同じくコンビニで買ったハイアルコールのチューハイだけ…なんて事になってしまいます。

夕食を済ませたら、さっさとお風呂に入り、あとは布団の中でスマホをポチポチいじるだけの生活です。これでは気分転換にもなりませんし、ストレスの解消だって不可能です。

翌朝は目ざめが良いワケもなく、イヤイヤながらヨレたスーツに腕を通し、カカトがすり減ったビジネスシューズを履いて職場に出かける事になってしまいます。

さらに、ツラいのが週末の過ごし方です。日頃の睡眠不足から土曜日は眠り続けて、気づけば夕方…。出かけるような時間でもないし、コンビニに行って、チューハイと弁当を買って帰宅。

飲んでいるうちに寝てしまい…日曜日の午前4時頃に目が覚めて…なんて生活になりがちです。

そんな生活で部屋を綺麗に保てるはずもなく、使った食器はシンクにたまり、たたまれていない洗濯物が山となり…コンビニ弁当のゴミがたまり続けるなんて人も多いはず。

これではますます荒んだ生活に拍車がかかります。

これが1時間早く帰りついていればどうなるでしょう?テレビを見たり、音楽を聴いたり、映画を見たり、生活の質が大きくアップしますよね。それはストレス軽減につながってゆきます。洗濯物だってその日のうちにたためるでしょう。

だからこそ週末だって、まっとうな時間に起きて、友人に会ったり、買い物に出かけたりと充実した時間を過ごせることになるワケです。

さらに、これが2時間早く帰れていたら?7時に職場を出て、帰りはちょっと書店によって、気になる本を購入、夕食後はのんびりと読書を楽しむなんて事も可能ですよ。

あるいはもっとすごく、世の中には残業ほぼなし、フレックス制で16時には退社なんて人もいます(もちろん朝早くから出社してはいますが)。

16時ですよ!仕事帰りにカフェでお茶を飲み、映画を見た後で、飲みに行ける時間です。都内であれば、仕事帰りにディズニーランドへ行くなんてこともできるでしょう。

16時に仕事が終わるのは極端な例だとしても、読書にテレビに音楽にと、仕事外の時間が頭をリフレッシュさせ、明日への活力を生み出します。だからこそ、翌日も効率的に働けるのです。

残業続きでヘトヘトになって、週末も寝て過ごす…。これが果たして幸せな生活でしょうか?そんな生活を続けて身体を壊してしまったら?

例え残業代で一時的に懐が潤っていたとしても、それは幸せな生活ではありません。

毎日残業3、4時間は異常なのになぜ普通に働くのか?

ここまで見てきた通り、毎日残業が3時間を超えているというのは異常事態です。それなのになぜみんな普通に、そんな過酷な条件の下で働いているのでしょうか?

一つの原因が「それが普通だと思いすぎているから」です。人は初めて就職した会社を自分の中で基準とします。そこで上司や先輩が連日のように残業していれば、それが普通だと思い込みます。

また新人のころは若くて体力もありますし、これから社会人として頑張ろうというモチベーションもありますから、多少残業しても平気です。

「大丈夫?」なんて声をかけられても「大丈夫です!」なんて平気で答えるでしょう。そこで「ウチの会社、残業多くてキツいっすね」なんてどの新人が答えられるでしょう。

世の中の基準を知らないワケですから、ちょっとハードだけどこんなもんかな…なんて思いこんでしまいます。そして、その条件の下で、なんとなく働き続ける事になるのです。

確かに世の多くの企業では残業が発生します。とはいえそれは常識の範囲内での残業時間です。毎日の残業時間が3時間以上というのは異常事態という事をお忘れなく。

そしてもう一つの原因が、残業はイヤだけど、それを隠して働いているという事です。仕事が生きがいという人(少ないながらも確かにいます)や、とにかく今は結果を出して年収アップにつなげたいという人以外は全員イヤイヤながら残業をしています。

上司も、先輩も、同僚も本当は早く帰って家族の顔を見たり、趣味の時間を楽しんだり、友人と飲みに行ったり、恋人とデートをしたいと思っています。

けれど、会社の雰囲気がなんだか帰りにくいから、上司が残業し、それを見た先輩が残業し、同僚も残業し…。仕事がないワケじゃないし…という事で、慢性的な残業続きなんて事も多々あるものです。

日本企業らしい姿ともいえそうですが、こんな無駄な事も無いですよね。

嫌な3、4時間の残業対策は?

そもそも慢性的に残業が発生している場合、何も手を打たなければ、その状況は変わりません。

ここでは残業時間を少しでも減らす為にできる工夫についてご紹介してゆきます。ちょっとした事ですが、職場の雰囲気を変えられるかもしれませんよ。

段取りよく仕事をする

そもそも連日3時間の残業を続けていますと、3時間の残業が当たり前という感覚で仕事のペース配分を作りがちです。

これではたとえ定時で終わる仕事でも、終わりようがありません。そもそもの計画がプラス3時間になってしまっています。

少しでも残業時間を減らしたいのであれば、そもそもの計画から見直してゆく必要があります。

実際にはプラス3時間をいきなりゼロにするというのは確かに難しいものです。けれどプラス2時間程度にするのであればそれほど無茶な話ではありません。特にダラダラと残業しているという場合には改善箇所が多く見つかるはずです。

例えば、連日同じような書類を作っているのであれば、定型化できる部分を定型化する。待ち時間が発生する作業があれば、その待ち時間に埋められる仕事をあらかじめ探しておく。

あるいは手戻りが発生しないよう、事前にしっかりとアウトプットのイメージを確認しておく。こういった細かな事を積み重ねてゆけば、1時間くらいの効率化はできるはずです。

何も考えずに右から左に仕事をこなすだけでは効率化はできません。どうすれば無駄をなくせるか効率的に仕事が回せるのか、10分でも15分でも考える時間を作っておきましょう。考える時間は発生しますが、結果として仕事が早く終わるものです。

ちょっとでも仕事が早く終わったら、ちょっとでも早く帰る。この積み重ねによって状況は少しずつ好転してゆきます。

上司や先輩を無視して自分は帰る

 上司が帰るまでは残るという暗黙のルールがある職場や、上司や先輩が帰っていない手前帰りづらい…なんて場合も多いですよね。

そこで自分だけが帰宅したら「評価が落ちるんじゃないか…」とか「同僚から何か言われるんじゃないか…」なんて心配になるかもしれません。

けれど、案外何も起きないかもしれませんよ。それはやってみない事にはわかりません。

そして、あなたが帰る姿を見て「俺も帰ろうっと」と同調してくる人も出てくるはずです。付き合い残業の多い職場ではみんな何かしらの帰るきっかけを探しています。あなたの帰宅がトリガーとなり、早く帰る人が増える事も十分にあり得ます。

仮に低い評価をされたとして、自分の貴重な時間と比較してみれば、どちらが重要かは良く考えなくともわかるはずです。無駄な残業時間を過ごす為に生きているのではありません。

せっかくできた時間で趣味を充実させる事も可能です。あるいは更なる高みを目指して資格の勉強をするのも良いでしょう。

それらによってしっかりと健康が保たれ、場合によってはスキルアップにつながるというのであれば、一時的な人事評価よりもはるかに重要な時間ですよね。

なお、残業に付き合わず、さっさと帰る際には「自分のタスクは終わっているぞ!」というのが一目でわかるように、周囲にアピールしておく事も重要です。

「よっしゃぁ、今日の仕事終わったー!お疲れ様でーす!」なんて大きな声であいさつしてみるのも良いかもしれません。

そのさいに「おーい、仕事おわったんならコレ手伝って!」なんて言われないよう、荷物はカバンにしまい、上着も着て、パソコンもシャットダウンと、すべての帰宅準備を済ませおきましょう。あとは一目散に出口を目指すのみです。

毎日残業が3時間も4時間もある会社は転職だろ!

ここまで残業を少しでも減らすための対策をご紹介してきましたが、それでも全く改善されない…という会社も少なからずあるでしょう。

そういった場合の対策は…、転職しかありません。連日の残業で身体を壊してしまう前に転職活動を開始しましょう。転職は早いほど有利ですから今すぐにでも転職活動を開始する事をおすすめします。

自分の身を守れるのは自分しかいませんよ!